2024.9.8.Sun
今日のおじさん語録
「人間は一人では生きることも死ぬこともできない哀れな動物、と私は思う。/高峰秀子」

「ぼくのおじさん」
公式ストアをチェック!
これがリアルな
スペインの
おじさん御用達!

撮影・文/山下英介

現在「ぼくのおじさん」は、スペイン特集を製作中! でもその前に、編集人が足で稼いできたちょっと面白いアイテムを、ちょっとだけオンラインストアで販売しちゃいます! 数量限定なので、ぜひ早めにチェックしてくださいね。

普段着のスペイン、
またはおじさんの賄いメシ

この6月、「ぼくのおじさん」はスペインのマドリードやサラゴサを旅して、現地のおじさんジャケットやクラフツマンシップについてじっくりと取材をしてきた。

レザーやクラフト道具に加え、乗馬や狩猟用品、動物用のケージまでを取り扱うプロ向けショップ。こちらが仕事の合間につくっている革製品の中から、余計な装飾のないシンプルな製品だけを選んできた。

その模様は8月に公開する記事を楽しみにしてもらいたいのだが、編集人は取材の合間を縫って、スペインの素敵な商品を皆様に紹介すべく、マドリードの街を探索。メゾンブランドに代表されるよそ行きのスペインでも、観光客向けの土産物でもない、本当に現地のおじさんたちが使っているような普段着のスペインを見つけて、6月30日の朝10:00からオンラインストアにアップします!

ブランド名も記されていない、本当に現地のおじさんが履いているエスパドリーユ。リーズナブルなので、気軽に履いてもらいたい。
スペイン産レザーを贅沢に使ったリュックサック。これはかなりの掘り出し物です!
ワークウエアの問屋さんで見つけた雨除けポンチョ。velillaという会社はスペインで1949年に設立されたワークウエアメーカーだ。

たまたま出会った格好いいおじさんに紹介してもらった名もなき安っすいエスパドリーユ。プロ向けの革問屋のオーナーが仕事の合間につくっているバッグ。そして現地のおじさんが自転車に乗る時に使っている雨除けのポンチョ・・・。どれもお洒落で洗練されたセレクトショップに並ぶようなシロモノじゃなくて、リアルな「生活の道具」ばかりだ。ゆえに縫製が多少雑だったりと欠点もあるのだが、ある意味では〝賄いメシ〟のようなものだと考えてもらいたい。美味しさは保証します! 

このバッグを仕入れた革問屋さんは家族経営で、広い店舗兼工房で忙しなく働く店主を中心に、奥さんや10歳くらいの娘さんがそれを手伝う暖かな光景が、深く目に焼き付いている。埃の積もったバッグを片手に大喜びする編集人を見て「うちのダンナはすごいんだから!」という奥さんの顔は、とっても誇らしげで素敵だった。

そんな温かみを、これらの商品から感じとってもらいたいな。

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