2024.11.19.Tue
今日のおじさん語録
「礼儀作法は、エチケットは、自然にその人間に湧いてでてくる。/山口瞳」

ぼくたちのネックウエア
「スカーフタイ」を巻いて
街へ出よう!

撮影/古江優生
スタイリスト/村上忠正(グイドさん)

世の中に潜んでいる素敵なモノやカルチャーを発掘したり、新しい視点でプロデュースするのも『ぼくのおじさん』の役目。今回はドレスコードの変わった世の中において、新しいネックウエアの可能性を切り拓く注目の存在「スカーフタイ」を紹介しよう!

 そろそろぼくたちも日常に戻って、彼女とお洒落なレストランでディナーをしたり、ちょっとしたパーティで(いつもよりは控えめに)はしゃいだりしてもいい頃。でもそんなときに、Tシャツ1枚とか全身古着ってのは少々いただけない。スーツとまではいかなくても、ちょっとはシックに装いたいものだ。

 そんなときにとても使えるのが、アイネックスという日本を代表するネクタイメーカーがつくっている、「スカーフタイ」というシロモノ。スカーフ用の上質なシルク生地をネクタイ状に細長く畳んだものなのだが、これが驚くほど使えるんだ。

 ドレスシャツにネクタイを結ぶように合わせたり、バンドカラーシャツの首元に軽くひっかけたり、ひと巻きしてTシャツやポロシャツの首元から覗かせたり・・・。その楽しみ方はさまざま。ネクタイのようにきっちり締める必要も、スカーフのように一回一回たたむ必要もないから、その日のファッションや気分に合わせて、自由自在に使いこなせてしまう。意外だけれど、古着との相性も抜群だ。スカーフやネクタイというとちょっと身構えてしまうけれど、これならぼくたちだって気軽に巻けそう! 

 この5月、『ぼくのおじさん』を代表するクリエイターの古江優生くんが、そんな「スカーフタイ」の魅力を切り取ったムービーを制作。Instagramでトラディショナルなファッションやライフスタイルを発信するSAKURAさん、ヴィンテージウエアのプロとして知られるきうてぃさん、老舗イタリアンレストランのバーテンダーグイドさん。趣味も性別も世代も違う3人の男女が、それぞれの解釈でスカーフタイを着こなす姿を見ていると、ぼくたちももっとお洒落を楽しみたくなってくる。

 ちなみにこの「スカーフタイ」の開発者であるアイネックスのディレクター並木孝之さんは、クラシックファッション業界では有名な洒落者なのだが、動画では彼と古江くんとの対談も収録しているので、ぜひご覧あれ。

 ともあれ堅苦しいことは抜きにして、まずは適当に巻いてみよう。そして街へ出よう。この「スカーフタイ」は、これからのぼくたちの人生を、ちょっとだけ楽しくしてくれるカギになるかもしれない!

ロバートフレイザーのスカーフタイ

日本でもトップクラスの実力を誇るネクタイメーカー、アイネックスが生み出した、ネックウエアの新基軸。コンテンポラリーアートをモチーフにした、豊富なカラーバリエーションも見所だ。
¥9,900(税込)

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